山野で出会った木々A

植物 名前 特徴 食べられる?
ナツフジ
(夏藤)
ドヨウフジ
(土用藤)
フジを小さくしたような感じで、花が夏咲くことからこの名がある。
山地の樹林の中に生える蔓性の落葉低木。庭木として利用されることもある。
花期は7〜8月
本州(東海地方以西)〜九州に分布
 アオツヅラフジ
(青葛藤)
カミエビ
山野の林の縁などにふつうに生える落葉蔓性木本。黄色の小さな花が咲く。
花期は7〜8月
本州〜沖縄に分布 
コガンピ
(小雁皮)
ジンチョウゲ科

日当たりの良い山野に生える落葉小低木。根元から枝分かれして高さ40〜60センチになる。茎の上部は毎年枯れる。
花期は7〜9月
本州(関東地方以西)〜九州に分布
センニンソウ
(仙人草)
キンポウゲ科

日当たりの良い道ばたや林の縁などに生える蔓性の半低木。
茎は良く枝分かれして広がり、曲がりくねった葉柄で他の木や草に絡みつく。
果実は小さいが、先端に羽毛状になった花柱が残り、よく目立つので、これを仙人のヒゲに見立ててこの名がある。
 花期は8〜9月
北海道〜九州に分布
サルトリイバラの実 
(猿捕茨)
ユリ科

茎に刺があるのでこの名が付いたらしい。山野に普通に見られる蔓性の落葉低木。雌雄別株。
花は目立たないが、秋に赤くなる実はよく目立つ。
花期は4〜5月
北海道〜九州に分布
採取時期・・4〜8月
菜食部位・・若芽、若葉、実。
料理・・アクが強いので茹でて十分水にさらし、和え物(胡麻、マヨネーズ、酢味噌)、油いため、炊き込みご飯。実は果実酒。
注意事項・・茎には鋭い刺があり傷つくとかなり痛い。採取には長袖に軍手など丈夫な手袋が必要。
サネカズラの実
(実葛)
ビナンカズラ
(美男葛)
モクレン科

茎に粘液を含む。これを煮出して整髪に使ったことから、ビナンカズラとも呼ぶ。暖地の山野に生える常緑蔓性木本。
花期は7〜8月
本州(関東以西)〜沖縄に分布
アンデスノオトメ
(アンデスの乙女)
カッシア
ハナセンナ
(花センナ)
マメ科

ブラジル中部〜アルゼンチン北部原産の落葉低木です

花期は9月〜10月
庭植え用
ミツバアケビ
(三葉木通)
アケビ科

熟した果実が大きく縦に割れるので、開け実からアケビになったと言われる。
山野によく見られる落葉蔓性木本
アケビに似ているが、葉の小葉は3個で、小葉は幅が広く、縁には波状の鋸歯がある北海道〜九州に分布
採取時期・・・若芽は春、実は秋。
菜食部位・・若芽のつる、花、実。
料理・・・若芽は茹でて酢の物、おひたし、油炒め、和え物、汁の実。花は酢の物。
注意事項・・・苦みが苦手な人はアク出ししてから水に長くさらすこと
ブコウジ
(藪柑子)
ヤブコウジ科

山地の樹林の中などに生える常緑低木。地下茎を伸ばして増えるので、群生することが多い。
花期は7〜8月
本州(千葉以西)〜沖縄に分布
ドングリ
アカガシの実 
(赤樫)
ブナ科

材が赤いのでこの名がある。カシ類の材はかたくてジョブなので、色々な物に利用される。
山地に生える常緑高木。
花期は4〜5月
ドングリ(堅果)は翌年の秋に熟す。
ほんしゅう(宮城・新潟県以西)〜九州に分布
フジウツギ
(藤空木)
フジウツギ科

日当たりのよい林の縁や川岸などに生える落葉低木。サポニンを含む有毒植物として知られる。
花期は7〜9月
本州兵庫県以北の主に大平洋側、四国に分布
アセビ(馬酔木) 山地の乾燥したところに生える常緑低木
馬が食べると苦しんで、酔ったようになるので馬酔木の名が付いたという
有毒植物
ガマズミ(莢迷) 山野に普通に見られる落葉低木 果実は9〜10月に赤くなり、はじめは酸っぱいが、完全に熟すと甘く、野鳥もよく食べる。

(参考文献)  別冊家庭画報 「美味しく食べる山菜・野草
          山と渓谷社  「山溪ポケット図鑑1 春の花」
              山と渓谷社  「山溪ポケット図鑑2 夏の花」
山と渓谷社  「山溪ポケット図鑑3 秋の花」
ふこく出版 福島誠一著「食べられる野草と料理法」
全国農村教育協会「日本帰化植物写真図鑑」
永岡書店「旬を見つける山菜・木の実